桐野夏生『ジオラマ』(新潮文庫 ISBN:4101306311)

  1. 「デットガール」 
  2. 「六月の花嫁」 
  3. 「蜘蛛の巣」
  4. 「井戸川さんについて」
  5. 「捩れた天国」
  6. 「黒い犬」
  7. 「蛇つかい」
  8. ジオラマ
  9. 「夜の砂」

日常の中で不意に抱くささやかな悪意を押し広げると、辛辣な物語となる。あんな奴、**になってしまえばいいのに。澄ましているけれど、ひょっとしたら**かもしれない。そんな悪意の種から物語の花が咲く。