2006-05-26から1日間の記事一覧

フジタ展、その後

@「偽日記」の古谷利裕さんが、フジタの戦争画について、簡潔ながらも 見事な批評を書いておられます(5/24付け)。 技術的な裏付けを踏まえた分析的な議論は、僕がフジタを見たときにうけとってしまった印象に 対する鋭い批判ともなっており、勝手に「勉強…

堀田善衛『奇妙な青春』(集英社文庫)

指導者たちが老人に近い年齢であったことに不思議はなかったが、以前に、実際に運動をやったことのある人々は、すべて、昭和二十年現在で三十五、六歳以上で、事務や走り使い(レポ)などをしてくれる若い人たちは、それこそ本当に若い、十九、二十から二十…