檀一雄 『小説 太宰治』(近代生活社、1955)

神保町小宮山書店にて古本で購入。
太宰のこと、保田のこと、山岸外史のことと、小ネタは満載だけれど、
かんじんのことが書いていない。
この本も、太宰の「かんじんの」時代ではなく、太宰の20代が中心に描かれる。


檀一雄は、満州でいったい何をしていたのだろう。


関係ないけれど、太宰と檀の遊郭がよいの頻度はすごいという印象。
いかに「文壇」とは男性中心主義的か、ということを改めて思い知らされる。
人としてどうなのだろう?