2006-06-13 檀一雄 『小説 太宰治』(近代生活社、1955) books 神保町小宮山書店にて古本で購入。 太宰のこと、保田のこと、山岸外史のことと、小ネタは満載だけれど、 かんじんのことが書いていない。 この本も、太宰の「かんじんの」時代ではなく、太宰の20代が中心に描かれる。 檀一雄は、満州でいったい何をしていたのだろう。 関係ないけれど、太宰と檀の遊郭がよいの頻度はすごいという印象。 いかに「文壇」とは男性中心主義的か、ということを改めて思い知らされる。 人としてどうなのだろう?