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類義語だが差はでかい

「切磋琢磨」と「足の引っ張り合い」の違い。これは、「リスクの問題化」という問いかけにとって重要なキー・ワードたりうる。

「成人の日」って何の意味があるの

形式的な儀式・儀礼の多さこそ、「封建遺制」の残存の象徴であろう。いちいち、共同体から「大人」になったことを認めてもらわなければならない。他の儀式についても同様。

「総括」としての『新世紀エヴァンゲリオン』

大塚英志やササキバラ・ゴウや村上隆の近業をみていると、それぞれ立場は違えど、それぞれのやり方で「戦後」のサブカルチャーを「総括」しようとする仕事が目につく。つまり、もういいかげんに、「祭り」は「終わり」にしようとしているわけだ(『ハウルの…

オーディエンスとしての「女性」という本質化。

学校という社会を卒業=離脱し、あるいは、企業という社会から離脱し、具体的な関係性の上では「社会」と距離ができてしまった女性たちが、メディアの受け手としてどのような(あやうい)再帰的自認を確保していくのか、という問いは重要。情報の量、不断に…

さまざまな「1968年以後」

日本の言説の場において、(未発の/不発の)「1968年問題」を呼び戻そうとする・中心化しようとする動きは、結局過去の自分の振る舞いの肯定にしか見えないのでとても見苦しく、とうてい与する気にはなれないのだけれど、むしろ大事なことは、その後(1970…